マメスイッチ自作 その⑤ ~ダブルサイフォン式オーバーフローへの道~
愛猫が急性膵炎で入院しています。
2~3日が山場ということで毎日モヤモヤしています。
血液検査的にはよくなってるというのですが、具合は悪そうで・・・。
明日の検査で今後の方向性を決めることになっているようです。
こんばんは、館山です。
暗いニュースから入ってしまって申し訳ありませんが、気を取り直してマメスイッチ自作その⑤を書きたいと思います。
こちらの記事で書いた通り、今回は実際の動きを見てみます。
ブログに書くためだけにテスト用の物を作りましたが、正直メチャクチャめんどかったです(笑)。
何が面倒かと言うと撮影ですね。
自分ならここが気になる、と言う所を撮りながらの作業。
本当に解説ブログとか書かれている方には尊敬の念しかありません。
用意する物
リレーモジュールセット、前回作成した物です。
当然ACアダプターとフロートスイッチはついている前提です。
コンセント用オスメス端子。
100均の物でも埃火災防止の物でもお好きに。
私は安さでこちらを選びました。
水槽周りで使用する分にはワット数とかは気にしなくてもいいと思います。
中はこんな感じになっています。
被覆線。
長さは必要なだけ。
太さは購入したコンセントプラグの説明書を見て決めて下さい。
ビニール平行線OKなので大丈夫でしょう。
※あくまで大丈夫だと信じてしているだけなので、自己責任でお願いします。
電工ペンチ。
なくても出来ますがあると便利です。
主に被覆線の被覆を剥くのに使います。
電気周りのDIYをする気があるなら持っておくと便利です。
私はサイズ違いで3本持っています。
ここのサイズというか数字というか、対応する銅線の太さを表しています。
ただ、完全にこの通りというわけではないので一発勝負の時には別の物で試したりしてからの方がいいと思います。
例えば、今回使用したビニール平行線は、1.25sqという太さですが、1.25sqの所で剥くと普通に芯線が切れてしまいました。
なのでこの電工ペンチの場合は2.0sqの所で剥くと1.25sqのビニール平行線が良い感じで剥けるということになります。
コンセントプラグをつける
完成形です(リレーモジュールの右側は割愛)
オスは壁のコンセントに刺します。
メスには動かしたい機器(本来の目的ではポンプ)を刺します。
大体のプラグにはこの写真の真中らへんみたいな使用方法というのが書いてあります。
この通りやれば大体問題ありません。
ビニール平行線を裂きます。
ぶっちゃけ爪で簡単に裂けます。
難しい人はカッターとかハサミで少しだけ切れ目を入れて下さい。
少し切れ目が入ると、後は引っ張れば簡単に裂けていきます。
こういった被覆線を扱う際の注意点ですが、
なるべく刃物を使わない
これにつきます。
何度も何度も自己責任と書いていますが、どうしても電気系をいじるにはリスクがついてきます。
最悪の場合、火事が起こります。
ただそれは普通に生活していても起こりうることなので、それを良しとするか悪しとするかはみなさん次第だとは思いますが。
話が逸れましたが、リスクを低減するためにもなるべく刃物は使わない方がいいです。
被覆線の被覆というのは、当たり前のことですが絶縁のためについています。
被覆の上から触っていれば絶対に感電や通電しません。
しかし、その被覆というのは刃物で簡単に傷がつきます。
カッター何かで切れ目が入ると視認するのが難しかったりもします。
なので出来るだけ刃物は使わない方がいいとは思います。
ま、そんなこんなで思うがままにビニール平行線を裂いて下さい。
裂く長さが短いのはNGですが、裂きすぎても別段問題はありません。
バラバラになって煩わしいだけです。
上手に裂けたら、被覆を剥きます。
電工ペンチがない場合、カッターでくるっと一周かるーく切れ目を入れます。
その後切れ目を入れた部分をハサミやニッパーで、芯線(中の銅線)を切らないように挟んで引っ張ると向けます。
本当なら芯線は切れたらダメなんですが、1本2本ぐらいであればほぼ問題ありません。
被覆が剥けたらしっかりねじります。
説明書の通り右巻きでねじります。
ねじったらプラグの端子のねじをゆるめて、これまた右巻きで巻きつけていきます。
入りづらかったらマイナスドライバー何かで押し込んであげると良い感じに入ります。
入ったらネジを締め付けるのですが、被覆線をしっかり押さえておかないと、どんどん巻き込んでいくので注意して下さい。
ネジはしっかり締めて下さいね。
うまくいけばこんな感じになります。
気に入らなければゆるめて巻きつけ直しましょう。
プラグがついたらとりあえず被覆線をカットします。
今回は1メートルぐらいでカットしました。
自分の用途に合わせて、なので好きな長さにカットして下さい。
カットしたら、反対側にオスを接続します。
接続する時は片側の端子だけ接続して下さい。
接続出来たら被覆線を裂きます。
こちらは壁のコンセントに刺す側になるので、リレーモジュールのACアダプターと同じ場所に刺すことになると思います。
なので使いやすい長さだけ裂いて下さい。
裂いたら、裂いた長さと同じ長さの被覆線をカットし、半分に裂いてオスプラグのもう片方の端子に被覆線を接続します。
こんな感じになります。
どこにも接続されていない被覆線2本は、リレーモジュールに接続します。
リレーモジュールへの接続
5㎜ぐらい剥いてねじります。
もし、ハンダ付けすることが出来るなら、この剥いた先っちょにハンダを乗せるといいと思います。
リレーモジュールによっては、より線だと抜けてしまうことがあるからです。
これが単線だと抜けないので、どうしてもより線だと固定した時の力が分散されてしまうからだと思います。
COMとNCに接続します。
オスプラグから伸びている方をCOM、もう片方をNCに接続します。
こんな感じになります。
接続した所を軽く引っ張ったりして抜けるようであれば絶縁テープ(ビニールテープ)で固定した方が良いかもしれません。
テスト用の機器
ポンプというのは基本的に水中かウェットな環境でないと回せないので、今回は自作?水槽用ファンでテストします。
PC用のファンを改造した水槽用ファンです。
ここまで記事を読んで頂いた方であればすぐわかると思います。
DCファンにACアダプターをくっつけただけです。
それにクリップをつけて無理やり曲げただけです。
クリップにはドアの隙間を埋めるテープみたいなのを張り、水槽を保護するようにしていました。
コンセントに刺すと回ります。
逆サーモに接続して使っていました。
フロートスイッチ動作テスト
上が先ほどくっつけたオスプラグです。
下がリレーモジュールようのACアダプターです。
メスプラグにはファンのACアダプターを刺しています。
今回動画を用意したのでご覧下さい。
フロートスイッチが上昇した状態からスタートさせています。
つまり水位が上昇した仮定の状態です。
フロートスイッチが下がった状態でファン稼働→フロートスイッチが上昇(=水位が上昇)するとファンの電源が切れているのが分かると思います。
このファンの部分にポンプを接続すると無事、マメスイッチ効果が得られるわけです。
以上、疲れたので見直しもせずアップします!