ロリカリアとアクアリウム+DIY

ロリカリアの飼育とアクアリウム関連のDIY記録です

高さ調節の出来る、子ども用学習机を作る その①

ふと思ったのですが、DIYの記事を書く場合って、完成してから書くのですかね?

何となく作り始めたので忘れないように記事を書いていこうと思ったのですが、そもそも制作時間がほとんど取れないのに一体いつ記事を書くんだというジレンマを抱えています。

でも始めないと始まらないぞ、ということで新シリーズ始めます。

 

 

 

デデン!

 

高さ調整の出来る、子ども用学習机を作る!

 はい、というわけで子ども用の学習机を作ります。

うちには小学2年生の娘と年長の息子がいます。

一昨年、娘用の学習机を作りました。

なるべく安く、実用性のある机にしたい、という思いからDIYに踏み切りました。

水槽台を作る私を見て娘が作ってーと言ったことも大きな要因ですが(笑)。

今回は、前回の失敗した部分も踏まえつつ基本的には同じ形で作っていこうと思います。

 

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完成形です。

本当なら現在娘が使っている机を掲載したい所なのですが・・・。

汚すぎて撮れません・・・。

この図面、というかモデル?はもでりんクラウド、というクラウド上で動くフリーソフトで作りました。

ちょっと使い方にクセがありますが、木工をする上では非常に便利な機能が多数ありますのでお勧めです。

 

 

材料調達

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木材を買ってきました。

もちろん、カットはホームセンターで行ってもらっています。

水槽台を作る時は、強度とコスパからツーバイ材を使用していますが、こういった家具類を作る時はパイン集成材を使っています。

コスパは悪いですが、やはり圧倒的に見た目が良いです。

ツーバイ材は強度は良いですが、どうしても見た目や木材の質に偏りが出ます。

まあ本音を言うと、趣味の分は安く、大切にしたい物には多少お金をかける、という感じですかね。

言うほど高い材料ではありませんが(笑)。

ちなみに、先ほどのもでりんクラウドを使用すると、どの木材を何本購入すれば良いかを自動で計算してくれるので便利です。

私はいつものその画面を印刷してホームセンターに持っていき、カットを頼んでいます。
 

 

 ザグリ加工

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高さ調節のキモになる部分です。

こちらのみホームセンターのDIYコーナーで加工してきました。

ボール盤にザグリカッターを取り付け、ザグリ加工した後、ボルトを取り付ける穴を開けています。 

 こんなビットです。

ここが前回作成時の反省ポイントです。

手でこの穴を開けようと思うとほぼ確実にずれるんです。

この穴がずれると、高さを変更する時にすごく大変です。

一度穴がかみ合わず、無理やり拡張したこともありました。

なので今回はこちらの加工には精度を求めました。

結果、加工済みの木材並みにキレイに仕上がりました(ドヤァ)。

ただ一つ失敗が・・・。

 

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裏当てをするのを忘れていて、穴の反対側が一部めくれてしまいました。

見えない場所なので問題ないと言えば問題ないのですが・・・。

通常、貫通する穴を開ける場合は反対側に捨て板を当てます。

捨て板を当てないと、貫通した際に表面が荒れてしまいます。

 

 

 

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きちんと裏当てをした場合、この程度までキレイに仕上がります。

皆さんも気を付けて下さいね。

 

 

 

 アール加工

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天板です。

18㎜のパイン集成材です。

座る方の上側の角のみアール加工しました。

 

 

 こういう感じの物でアール加工します。

敷居が高そうに思えますが、慣れると割と簡単にできます。

特に、木口の角の処理をするのは割と簡単です。

溝掘りをするのはかなりコツがいると思います。

 

 

塗装が先か、組み立てが先か

DIYをする上で永遠の課題だと思います。

私は家具の場合は基本的に先に塗装をします。

最初の頃は先に組み立てていましたが、やはり後悔することが多かったのです。

理由としては・・・

 

①光の当たり具合で塗装出来てるかよく分からなくなる。

組み立ててから塗装しようと思うと、大きさにもよりますが塗る面ごとに光の当たり方が変わります。

すると、塗装具合がいまいち掴めません。

結果塗りムラに繋がることが多いです。

 

②隙間をうまく塗れない。

これはツーバイ材でよくあることなのですが、接合部がうまく塗れません。

どうしても木口の処理が甘かったり、相手側が歪んでいたりすることが多いので、接合部分に若干の隙間が出来ます。

ここにうまく塗料が入っていかず、気になります。

 

③重力に逆らって塗るのが大変。

とにかく裏面を塗るのが大変、というか面倒です。

そう、面倒です、これに尽きます。

 

 

もちろん、デメリットもあります。

先に塗装をしてしまうと、後で設計の変更等がしにくくなります。

やっぱり穴を増やそう、とか。

 

逆に、水槽台の場合は先に組み立てます。

組み立て精度に非常に気を使うので、先に塗装してしまうと、削ったりして微調整が出来なくなるからです。

しかし、上で言ったようにムラが出来たりすることが多いので、水槽台の場合は透明ウレタンニスを使っています。

 

 

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息子が選んだ塗料です。

本人たちが使うものですから、本人達に色を選ばせてあげています。

それがどんなにぶっ飛んだ色でも気にしません。

ちなみに娘の机は水色です(笑)。

 

 

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とりあえず時間のある日に少しずつ塗り進めています。

そうそう、手について乾燥した塗料はお風呂の残り湯に少し手を付けると簡単に取れます。

水性塗料なので乾く前なら簡単に水で洗い流せますが、いちいち何度も手を洗ってられませんからね(笑)。