卵がこびりつく鉄のフライパンを再生してテフロン並みにくっつかなくしました
履歴書の趣味・特技欄に「料理」と自信を持って書くぐらい料理が好きです。
料理が好き、というより食べることが好きなんですけどね。
美味しい物が食べたい!でもお金がない!じゃあ自分で作る!
これが貧乏学生時代の私が行き着いた考えでした。
こんばんは、館山です。
というわけで料理が好きなわけですが、とりわけ中華料理が好きです。
中華料理と言えば火力命みたいな所があります。
なので強火で調理をしたいので、鉄製の中華鍋やフライパンを使っています。
フライパンはテフロンでもいいのですが、やっぱり強火が欲しくなる時もありますし、何よりテフロン剥げが嫌なんですよね。
嫁が料理がすこーし苦手で、テフロンをすぐダメにしてしまうのも理由の1つですが(笑)。
そんな私が愛用の鉄製フライパンです。
(※作業途中で写真を撮り始めたため若干作業が進んでおります)
最近どうもオムレツが上手くいかない、というか普通に卵がくっついちゃう。
なのでリセットすることにしました。
フライパンのリセットとは、簡単に言うと購入時の状態に近い状態に戻すことです。
リセット作業は通常手作業なのですが、面倒なので今回は文明の利器に頼ることにしました。
ディスクグラインダーさえあれば、後はほぼ100均で揃います。
特に最近のダ〇ソーは、DIY関係にも力を入れているのですごく助かります。
ディスクグラインダーがないご家庭の場合は・・・紙やすりで頑張って下さい・・・。
目に見えて大きなコゲカスを落とす
ここら辺の写真がなくてすいません。
ひとまず、目に見えてこびりついているコゲを落とします。
このコゲ、とにかく火で炙ればそのうち着火して、水で洗えばポロポロ取れます。
ただ、中々の火力が必要になる&熱いので、そこそこにして金物でこそげ落としてもいいです。
私は今回はミニ起こし返しを使って落としました。
100均なので安いものです。
ひたすら磨く
後はひたすら磨くだけです。
手作業の場合は、120番あたりの紙やすりで始めた方がいいかと思います。
今回は400番のディスクグラインダー用の紙やすりで時短です。
ディスクグラインダーの場合は見ての通り400番でも全然オッケーです。
5分程度研磨したらこんなもんです。
圧倒的早さです。
ぶっちゃけこれで終わりでもいいと思うのですが、今回は無駄にキレイに磨いてみました。
ナイロンディスクです。
正直どれぐらいの粒度か分かりません。
でも紙やすりよりは弱いかな?
次の休みにでも検証してみます。
ここからフェルトディスク&ピカールです。
ピカールは言わずと知れた金属用研磨剤です。
研磨剤、と言っていますが研磨能力はほぼありません。
ごくごく表面を磨く程度です。
紙やすりで例えると4000番ぐらいだそうです。
ただしピカピカになります。
名前の通りです。
焼き入れ
気が済むまで研磨したら、次は焼き入れです。
鉄のフライパンは表面に酸化被膜を作ることで焦げ付かない&錆びないフライパンになります。
この作業は、普通の家庭用のコンロではまず出来ません。
なぜかというと、温度センサーがついているからです。
酸化被膜を作るぐらい熱するには温度センサーの反応温度を軽く飛び越えていかなければなりません。
なのでカセットコンロを使用します。
こんな感じで青くなる=酸化被膜が形成されています。
外周から少しずつ広がってきています。
内側までキレイに青くなりました。
側面もしっかりと青くしていきます。
酸化被膜完成!
油慣らし
次に油慣らしです。
ここから写真がありません、ゴメンナサイ。
油慣らしの油ですが、ベニバナ油がいいそうです。
詳しいことは分かりませんが、種類によって油の膜の残り方が違うそうです。
通常ご家庭にあるサラダ油であればほぼ問題ないそうです。
オリーブ油はあまりよくないそうです。
とりあえず酸化被膜が出来たフライパンを1回冷ました後、油を引いて熱します。
煙が出る程度まで熱したら火を止めて冷まします。
冷めたら油を入れ替えてまた熱します。
これを3~4回繰り返したら終了です。
ちなみに、油慣らしが難しいです。
正解がいまいち分からないので、完成形もいまいちわかっておりません。
私の持っている大きめの中華鍋はなぜか完成しており、全く食材がこびりつきません。
今回のフライパンはうまくできたのでしょうか、ちょっとだけ心配です(笑)。