30㎝キューブ用水槽台を作ってみる
なぜ水槽はコケるのか。
いつまで経っても分かりません。
初心者向け!大磯砂OK!Co2添加不要!
という謳い文句の水草がうまく育ちません。
と、思いきや、ボルビティス・ヒュディロッティが繁茂したりします。
でもアヌビアス・ナナは何度入れても枯れていきます。
ガラス面がコケります。
1週間でコケります。
硝酸塩も検出されないに近いレベルです。
リン酸は・・・計ってません忘れてました。
コケはどこから来るのだろう・・・。
オメガアイって可愛いですよね。
可愛いですよね?
嫁に言っても全く理解されません。
こんばんは、館山です。
友人からお願いされたこともあり、30センチキューブ用水槽台を作ることにしました。
テーマは「なるべく安く簡単に」です。
以前にも書きましたが、正直私の作る水槽台は凝りすぎていたと思うのです。
なので今回はできるだけ簡単に作ることにしました。
もちろん、最低限水槽台としてまともな構造を目指します。
完成形です。
水槽台を作る上で最も高価なのが塗料です。
次いで天板。
今回は天板を安く済ませるために、ワンバイ材を使用することにしました。
1×4と1×6を組み合わせて300×318というサイズにすることにしました。
本当なら300×300にしたい所ですが、なるべく簡単に済ませるために規格サイズを組み合わせることにしました。
天板と取ったらこんな感じです。
下段も同じ構造です。
基本的には、柱4本と青い梁でもたせています。
ピンクの梁は繋ぎとゆがみ防止なので構造体としては機能していないと思います。
緑の梁は飾り兼天板固定用です。
思い立ったが吉日宣言、というわけで速攻木材を調達してきました。
木材カットは基本ホームセンターでしてもらいます。
しかし、ホームセンターの木材カットは結構バラツキが出ます。
そこで考えたのが、「長さは多少誤差が出てもいいから揃えてもらう」方式です。
例えば、通常2,000㎜の木材を購入し、300mmを4つ切り出して欲しいと頼むとします。
普通は、端から順番に300㎜ずつカットされていきます。
この場合、1~2㎜は確実にずれてきます。
しかも、このズレは許容範囲なので文句は言えません。
そこで、なるべく余裕を持った切り出し方を選択し、重ねてカットしてもらうようにお願いします。
例えば300㎜を4つ欲しい場合、400㎜で適当にカットしてもらって、400㎜4つを縦に重ねてカットしてもらいます。
こうすることでこの4つの材料の長さは確実に揃います。
基本的には同じ長さの材料は、揃ってさえいれば1~2㎜ずれても問題ないはずです。
しかしここで大誤算がありました。
ツーバイ材やワンバイ材は、反り、変形、節、ヤニなどが多くあります。
なので、精度を求められる物を作る場合は吟味する必要があります。
今回もたった5本の木材ですが、しっかり吟味して購入しました。
しかし、カットしてくれたおじさんが計算が苦手だったようで、何度も寸法を間違え、勝手に新しい木材を持ってきて切りなおしていたのです。
途中で気づいたものの、今更切り出すこともできず・・・。
若干ではあるものの反りがある木材になってしまいました。
と言っても、構造上問題がある所ではなかったので、後で強引に合わせることにします。
追加問題点。
ワンバイ材の幅が合ってませんでした。
1×4は2本購入しましたが、恐らくこれも失敗からの別の木材にチェンジされていたのでしょう。
組み立てる前にひたすらカンナ掛けして幅を揃えていきました。
分かりづらいですが、1㎜程度は高さが違います。
これがワンバイ材、ツーバイ材クオリティです、諦めましょう。
愛用のカンナです。
もう少し幅があるものでもよいとは思うのですが・・・。
めちゃくちゃ安かったのです。
しかも1枚刃で調整も楽!
おすすめです。
下準備が出来たら木工用ボンドで仮止めしていきます。
直角はこんな治具で出していきます。
しかし、そもそも木材自体がゆがんでいることが多いので、あまり意味はありません。
後で組み付ける時にどうせずれてきますので、あまり気にしないほうがいいとは思います。
こんな感じで順番に仮止めしていきます。
万が一のことを考え、無理やり引っ張れば剥がせる程度しかボンドはつけていません。
愛用の木工用ボンドです。
圧力をかけたい時はクランプを使用します。
本当はベルトクランプとか欲しいのですが、なくても何とかなります。
木工用ボンドのみで済ませたい人は絶対にクランプで止めたほうがいいと思います。
ビットとか。
見える位置はネジ穴を隠すので先にダボ穴を開けておきましょう。
構造体をネジ止めする時は下穴必須です。
このワンバイ材は構造体じゃない&隠れる位置なので、斜めに打ち込んでいきます。
慣れないと難しいかもしれませんが、インパクトドライバーを傾けながら打ち込んでいけば何とかなります。
ネジ穴位置を決めるにはこのツーバイフォー定規が死ぬほど役立ちます。
これを購入するまではネジ穴を決めるのが苦痛で仕方ありませんでした。
これのおかげで人生が変わりました、ありがとう、おすすめです。
ダボ穴&ネジ山。
この後ダボで埋めて研磨していきます。
熱中しすぎて気づいたらここまで出来てました。
明日天板と下段の板を打ったら組み付け完了です。
平日は夜しか活動出来ず、電動サンダー使ったらうるさいと怒られるので残りは週末になるでしょう。
塗装はどうするか検討中です。