ロリカリアとアクアリウム+DIY

ロリカリアの飼育とアクアリウム関連のDIY記録です

高さ調節の出来る、子どもの学習机用の椅子を作る その②

昨晩、水槽のメンテナンスをしていた時のことです。

いつものようにガラス面のコケを激落ちくんで落としていたら、ちょびっとシリコンが剥がれたんですよね。

今までもちょびっと剥がれることはあったのですが、特定の水槽ばかりちょびっと取れてきてて・・・。

何かいやーな予感がしていたのですが、そのままメンテナンスをしていたんですよ。

うちは室内水槽は大小合わせると8個もあるので、なるべく手間がかからないように色々順序だててメンテナンスしています。

なのでコケを取った後は水草の手入れしたら水替え前の足し水したりするのですが、ふと先ほどの水槽を見ると水槽周辺にじわーっと水が溜まっていたんです。

うん、漏れてる。

 

 

というわけで今朝、ホームセンターの開店と同時に水槽を購入してきて、朝から復旧作業を行いました。

こんばんは、館山です。

漏れた水槽は、ロリカリアの生体8匹、幼魚1匹、稚魚2匹、ミナミヌマエビ20匹ぐらいが生活していました。

少ないし、10リットルバケツでエアレーションしながら一晩過ごしてもらいました。

部屋自体を暖めてるので大丈夫かと思ったのですが、思いのほか水温が下がっていました。

軽く温度合わせはしましたが、大丈夫か不安は不安です。

とりあえず明朝元気であれば大丈夫だとは思うのですが・・・。

 

 

 

tateyama-dx.hatenablog.jp

 全く関係ない話から入りましたが、椅子のDIYを書きますね!

作業はかなり進んでおりまして、後は座面を取り付けて研磨して塗装する所まできました。

 

今回は研磨→塗装の工程は最後にすることにしました。

単純に、面倒くさかったからです。

というのは半分冗談ですが、今回はダボ継ぎにすることにしたので、失敗のリスク

を減らすことも考えました。

 

 

ダボ継ぎ

ダボ継ぎ、正直かなり難しいと思います。

全て機械作業でできれば問題はないと思うのですが・・・。

ビス止めなどの場合は、少々下穴がズレようが、斜めになろうが問題ありません。

でもダボ継ぎの場合は、ほぼ100%に近い数字で精度が出ていないと真っすぐキレイに接合出来ません。

なので、買いました。

 

 

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ドリルスタンドです。

まあまあお手頃価格です。

評価が良し悪しだったので悩みましたが、フリーハンドだと99%無理だとわかっていたので買いました。

正直、この価格でこの精度なら問題ないかな?

後は使い方次第だと思います。

個人的には「アリ」な商品だと思います。

 

 

 

けがく

ダボ継ぎの場合は精度が大事ですから、けがきも精度高く行わないといけません。

けがく→センターポンチで軽く下穴を開ける→穴を開ける

という3工程でダボ穴を開けますが、工程を経るごとに精度のずれが響いてきます。

なのでけがき作業はしっかりと行います。

以前のように、自作のマーカーを使うのはNGです。

あれは精度が低いうえに、材料の微妙な大きさの変化に対応出来ません。

ホームセンターで木材を買うと、どうしても微妙なサイズのずれがあります。

それらを加味してけがいていかないと、うまくダボ継ぎ出来ません。

具体的に言うと、厚みが12㎜の木材を購入しても、11.8㎜だったりするわけです。

その0.2㎜の誤差を計算してけがいていきます。

 

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けがけたら、センターポンチで軽い下穴をつけます。

木材の節によってはずれる可能性があるので、慎重に行います。

 

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木口は鉛筆が乗りづらいので頑張ってけがいていきます。

 

 

順番を組み立てる

いざダボ継ぎする時は、順番をしっかりと組み立てます。

ダボ継ぎの性質上、後から挟んだりすることが出来ません。

例えば椅子の場合、背もたれを入れ忘れると後から入れるのは不可能に近いです(ビス止めすれば出来ますが)。

一度に2か所接合しないといけない場面もあります。

なので材料の準備と、順序建てはしっかりとしておきましょう。

 

 

 

接合する

ダボ継ぎする際、まずダボ穴に木工用ボンドを入れます。

次にダボを入れ、ハンマーで叩いていきます。

あまり強く叩きすぎると頭が潰れてしまうので適度に叩きます。

ダボが想定の深さまで入ったら、片方の材料の接合面に木工用ボンドを塗ります。

塗りすぎて溢れすぎるのはよくありませんが、足りないのもよくないのでしっかりと塗ります。

溢れたら濡れ雑巾で拭き取れば問題ありません。

木工用ボンドが塗れたら、頑張ってはめます(笑)。

とりあえず何かうごうごいがいがして頑張ってはめます。

何となくはまった感が出たら、プラハンマーで小突いていきます。

全てのダボがきちんと入り出したら、当て木を当ててその上からハンマーで叩きます。

完全に全てが入ったら、ベルトクランプなどで圧着固定します。

 

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SK11 ベルトクランプ 木工用 SBC-350

SK11 ベルトクランプ 木工用 SBC-350

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DIYの限界を感じました・・・。

若干の隙間というかずれというか。

ドリルスタンドとまだあまり仲良くなれていないこともあり、完全にうまく穴が開けられておりません。

 

 

 

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こういう部分を圧着固定する時は、ベルトクランプの固定具を外してベルトのみで固定しますが、締め付ける部分の固定具は外せませんので、当て木をして力が変な方向にかからないようにします。

 

 

 

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とりあえずベースは組みあがりました。

座面は乗せているだけです。

何か微妙に縦長な気がします・・・。

設計ミスったかな・・・?

 

 

 

失敗したら

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左の材料の一番上のダボ穴が若干左にずれています。

仕方ないので、1㎝下げてダボ穴を開けなおしました。

一番上のダボ穴は、ダボ埋めして塞いでおきました。

 

ダボ継ぎは難しいですが、うまくはまると凄く気持ちいいです。

次回は組みあがりまでいければと思います。

ではまた。